World Expo Osaka 2025
My Top 3 Pavilions Picks
大阪関西万博の個人的トップ3パビリオン
In mid-June, I visited mainly overseas pavilions. I prepared a lot of things in advance, but the things I felt were especially essential were a folding chair, a mobile battery, a hat, a parasol, a handheld fan, arm covers, wet tissues, water (at least 1 liter), and some rice balls.
6月中旬の真夏日、海外パビリオン中心に回りました。実際に訪れて、持ち物で特に必要だと感じたのは折りたたみ椅子、モバイルバッテリー、帽子、日傘、ハンディファン、アームカバー、ウェットティッシュ、水(1リットル以上)、おにぎりです。気を抜くと食事のタイミングを失うため、行動食はマストです。
点在するロダンの手の彫刻は、効果を重ねるように、繰り返し、静かにテーマを語りかけてきます。結びつける手、守りの手、分かち合う手、形作る手・・・。全館を通して「愛」のテーマを展開する、世界観の作り込みが圧倒的なパビリオンでした。没入感があり、フランスらしい情感があり、肉体感覚を官能たっぷりに享受でき、暗示的に語られる空間の構成が見事です。
ルイ・ヴィトンとディオール、2つのブランドが持つ職人技術も恩恵を受ける対象者を通した愛の讃歌となります。来訪者がこのパビリオンを選ぶ理由として、両ブランドの展示を気に入ったことが挙げられますが、それはラグジュアリーブランドが持つわかりやすく強力な力そのものだけでなく、作り出した空間がテーマを裏付け、明確に印象づけているためでしょう。
樹齢2300年のオリーブが中央にそびえ立つ回廊型庭園「奇跡の庭」(前ページ)は生命の循環を表しており、個人的には、会期が終わってもどこかのホテルや文化施設の中庭として残してほしいと思う空間でした。
伝統的な船「ダウ船」を模した建物に入ると、触れたり、感じたり、匂いを嗅いだりできる、展示品の数々があります。最初に、釘を使わずにヤシの葉と繊維で部材を纏めて作られたヤシの木のボートがありました。貨幣の匂いを嗅げるフラスコは少し誇張された、強い匂いがしました。真珠産業で使用されていた真珠の等級を仕分ける秤は初めて見るものでした。現代においてはITのプロジェクトや人材雇用が盛んに行われている様子から、都市の生活が伺えます。
展示の来訪者のみ入れるカフェでは、味覚の体験として、「マタイサラダ」と「シュリンプスキュワー(エビの串焼き)」をいただきました。エビにレーズンの組合せは初めて出会う味で、飲み物の「ルメーソーダ」は乾燥ライムとスパイスのソーダです。
中東への興味を開く扉として新鮮な見聞があり、心地よく爽やかな航海気分が楽しめる場所として、とても奥深いパビリオンでした。
水を主題としたパビリオンは他にも多数ありますが、オマーンは「人と大地と水の出会い」を主軸としており、特に印象に残ったのは映像の導入部から語られる詩でした。
"すべては水と大地が出会ったときから始まった
水がささやくと、私達の足音が答えた
互いを守るために神聖な絆が結ばれた
この岸辺から、文明が栄え始めた"
アラビア語の独特な響きとリズムは豊かでとても美しいと感じます。
売店ではカルダモンがしっかり効いた「カフワ(kahwa)」という伝統のオマーン・コーヒーと、デーツシロップを使った「デーツ・ラテ」、フランキンセンスの飴を購入しました。飴は6粒で1,200円でした。パビリオンの建築のカラーは人を引き付ける赤で、遠くからでも存在感を放っていました。あなたのおすすめを教えてください!090-1234-5678